基本情報
起始 | 仙骨、腸骨稜、胸腰筋膜① |
停止 | 第6~第12肋骨、胸腰筋膜の深層、上位腰椎の横突起① |
支配神経 | 第8頸神経~第1腰神経の各後枝外側枝① |
髄節レベル | |
作用 | 腰椎伸展、同側側屈、同側回旋① |
関連情報
・上殿皮神経障害は胸腰筋膜を貫通し、腸骨稜を乗り越える部位で絞扼されることで生じるといわれている。これに加えて、森本らは貫通部位で固定された状態での体幹屈伸運動や脊柱起立筋(胸最長筋、腰腸肋筋)の過緊張もこの障害に関与していると報告している。③④
引用文献
①林典雄 監修,鵜飼建志 編著:セラピストのための機能解剖学的ストレッチング 下肢・体幹 第1版,2019
②林典雄 執筆:改訂第1版 運動療法のための機能解剖学的触診技術‐下肢・体幹,2007
③編集 永井聡 対馬栄輝:股関節理学療法マネジメント 機能障害の原因を探るための臨床思考を紐解く,2021
④森本大二郎ほか.上殿皮神経障害の外科的治療成績.Spinal Surgery.28⑴ 86-89.2014
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