基本情報
起始 | 軸椎の棘突起① |
停止 | 環椎の横突起① |
支配神経 | 第1頸神経の後枝(後頭下神経)① |
髄節レベル | |
作用 | 頭部同側側屈、頭部伸展(後屈)、頭部同側回旋① |
関連情報
・後頭下筋群の一つである①
・後頭下筋群の柔軟性低下による頭部の可動性低下は頸椎への負担を大きくする①
・頭頚部疾患のリハビリテーションにおいては、しばしば頚椎の中間位保持が重視される。頸椎を中間位に保持するためには、筋による安定化が求められる。頚椎の可動性は大きく、筋による支持がなければ頭部の1/5以下の重量でも中間位に保持することができない。②③
・頭頚部の伸筋群と屈筋群が姿勢保持の共同筋として機能することで、頭部前方位姿勢を防ぐ。大小後頭直筋や上下頭斜筋などの後頭下筋群は、頸椎前弯の維持に適した配置となっている。②③
引用文献
①林典雄 監修,鵜飼建志 編著:セラピストのための機能解剖学的ストレッチング 下肢・体幹 第1版,2019
②福林徹監修,蒲田和和芳編集:脊柱疾患のリハビリテーションの科学的基礎,第1版,2017
③mayoux-Benhamou ma,ravel m,vallee c,selectiveelectromyography of dorsal neck muscles in humans.exp brain res.1997:113:353-60
④mustafy t,ei-rich m,mesfar w,moglo k,investigation of impact loading rate effectis on the ligamentous cervical spinal load-partitioning using finite element model of functional spinal unit c2-c3.j biomech.2014:47:2891-903.
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