基本情報
起始 | 踵骨、足底腱膜① |
停止 | 小指基節骨底外側面① |
支配神経 | 外側足底神経① |
髄節レベル | S1~S2① |
作用 | 小指底屈・外転① |
関連情報
・小趾外転筋は、踵骨隆起から第5基節骨底の外側縁に停止し、外側縦アーチの上昇に寄与する。②③
・小指外転筋は踵骨隆起外側突起・足底腱膜第5中足骨粗面から起始し、第5基節骨底面に停止する。足部において、内側は短小趾屈筋と隣接する。この筋が収縮すると、第5趾のMTP関節は屈曲・外転する。また足関節の肢位に影響されることなく、小指の屈曲(DIPを除く)が可能である。外側縦アーチを挙上させるほか、母趾外転筋と共同して、床面を把持する機能がある。④
・小趾外転筋は外側縦アーチの挙上や足底腱膜の緊張に関わり、荷重を吸収・分散する。④
引用文献
①著者 中村隆一ら:基礎運動学 第6版,2009
②Donald a.neumann:筋骨格系キネシオロジー.原著第2版(嶋田智明,ほか監訳):p629-287.医歯薬出版.2012.
③Otis jc.et al:peroneus brevis is a more effective evertor than peroneus longs foot ankle int.25(4):242-246.2004.
④著 赤羽根知良:痛みの理学療法シリーズ 足部・足関節痛のリハビリテーション,2020
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